「遊ぶ」から「作る」へ=プレイヤー出身スタッフ座談会=③


セガに入社して -2


――入社してみて感じたことって何かありますか?

青井
自分の中では「会社の中で仕事する」ということは、一言も喋らずに黙々と作業をこなし、図書館や実習室のようなイメージだったのですが、入ってみたらアットホームで、正直、仕事と感じていません。

――ゲームに対して皆で積極的に話したりしている感じですか?

青井
話の合間に仕事をしているくらいの感じです。実際は、仕事の手が空いた時にゲームに関して色々話しています。

西P
特にプランナーは、コミュニケーションを取ることが重要で、いつも席に座っているのはプランナーじゃないってくらいの気概は大事。考えるだけでなく、コミュニケーションとることによって、より良いものになっていくと思っているので、日頃からコミュニケーションをとることは意識していてほしいね。『戦国大戦』チームだと、開発段階のパラメーターなどをまとめた資料が壁に貼ってあったり、オープンな場で議論している機会を目にすることが多いし、ゲームを作る上でいい環境だと思う。議論は周りがうるさいと思うくらいどんどんやってね。

――ぼぼんさんは何かありますか?

ぼぼん
例えば、バランス調整をする時に、何に気をつけて調整するであるとか、上位から下位までいろいろなプレイヤーの動きを想像したり予測してゲームを組み立てを考えているんだなと感じました。プレイヤーの時には全く見えていなかった事なので新鮮でした。

――党さんはどうですか?


入ったばかりなのに、色々任せてもらえる会社だなと思いました。前職のTV局ではADでしたので、セガでも最初はお茶出しとかコピーとかをやるのかなと思っていたら、そういうのがなく、いきなり仕事を任せてもらえて、モチベーションがすごくあがったのを覚えています。

――最初にやった仕事って何ですか?


最初にやったのは称号案を考えることでした。「自分で考えて提案していいんだ」って思ったのを覚えています。自分のイメージではエライ人が「コレで」って出してくるイメージでしたが、「自分でやっていいんだ、ヤッター!」って思いました。

西P
年齢・社歴にかかわらずどんどん意見を求める文化があるからね。だから、意見がない人はキツいと思う。代案も出さずに否定するのは良くないという文化が根付いているからね。

――党さんはシナリオを任されるようになってから、どれくらい経ちますか?

シナリオの前にキャラクター設定が任されるようになったのは入社してから半年くらい経ってからでした。仕事の合間にキャラクター設定を作っていたのを上司が見付けたのがきっかけです。そして、その半年後くらいにシナリオも任されるようになりました。

――むっくさんが入社したときはどうでした?随分、前の話になるかもしれませんが。

むっく
先頭に立っている人たちが、すごく個性的でびっくりしました。
西山さん含めて人生の中であまり会ったことないタイプの人達が多いですよね(笑)。

――社員になって変わったことはありますか?

muck0109むっく
会社を背負っているじゃないですけど、そういう意識はさらに強くなりましたね。

一同
(笑)

むっく
社員とかアルバイトとか立場は関係なく、仕事はこういう気概でやらないといけないと思います。ひとりひとりが責任を持つというか、責任を意識するといったことですね。

西P
他の仕事と比べると、アルバイトの人にも高い意識やスキルを期待する仕事ではあるからね。

――社員だけでなく、アルバイトや誰にでもチャンスが多い部署だと思います。

青井
自分もそう思います。

西P
社員とかアルバイトとか入ったばかりとか関係なく、日頃からのみんなでコミュニケーションをとれるから、いろいろチャンスがあるし、そういった職場になるように常に意識はしているよ。

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