「遊ぶ」から「作る」へ=プレイヤー出身スタッフ座談会=④


プレイヤー時代から変わったこと

――プレイヤー時代と今で変わった部分、変わってない部分を教えてください。

むっく
変わってないのはゲーセンに行く回数ですね(笑)
変わったことは、他のゲームの見方が変わりました。このシステムの仕様ダメだなとか、自分が担当だったらこう作るのにとか思いながらプレイしてますね。

西P
ゲームクリエイター目線だとそうなるよね。それでも楽しめているのがスゴイ。

むっく
どのゲームにも、ダメな部分と楽しい部分があると思うので、ダメな部分はダメと割り切ってやっています。
でも、そういうゲームでも楽しいところはあったりするんですよ。その楽しいところがダメな部分を上回ればやり続けていますね。

ぼぼん
初めはダメだと思っても、長く続けるとわかる面白さがあると思います。

むっく
ダメなところの理由はプレイしていると伝わってくる時がありますね。
「多分、スケジュールが厳しかったんだろうな」とか、「力を割けなかったから、こうなっているんだろうな」ということを感じる事が多いです。
逆に力を入れている部分には、「どれくらいのスタッフを使っているの?」とか考えてしまいます。

――職業病のようになっていますね(笑) 続いては青井さん。

aoi0109青井
言いたいことは、むっくさんに言われてしまいました(笑)
ただ、私も他のゲームをプレイする姿勢は本当に変わりました。
プレイしながら「この部分は、普通はこうするよな」とかは自然に思うようになりましたね。

――ぼぼんさんどうですか?

ぼぼん
他のゲームを見る目が変わったのはあります。
あと、プレイヤーの反応を気にするようになりました。
何で喜んでいるのだろう?何にムカついているのだろう?など、そういうことが気になるようになりました。

――党さんはどうですか?


自分もゲームセンターに行く回数は変わらないのですが、自分が『戦国大戦』のプレイヤー時代に感じていた「この武将に、この設定ありえないだろ!」とか「武力もっと高いだろ!」ということが強く言えなくなったのはありますね(笑)
プレイしている人が「このボイスちゃんと武将を理解しているね!」っていう話をしているのを聞いた時は、こっそりガッツポーズしてました。

西P
党はゲーム好きというよりは、戦国時代のファンという部分が強いと思うけど、なぜセガを選んだの?

tou0109
正直、今までの戦国時代のゲームは個人的には認めてないんですよ(笑) 戦国時代をわかってないだろと。
でも、『戦国大戦』の群雄伝をやった時に「史実を細かく調べ上げて、きちんとしたものを作っている。」と思いました。きちんと武家ごとに幅広く細かい部下の部下のである武将も取り上げていて、その武将への思いも感じました。
歴史好きは、誰でも知っている武将ではなくて、地元では有名といったような武将を求める人が多く、この部分をきちんと網羅している『戦国大戦』って本当にすごいなと思いました。


 

今後の目標

――皆さんの今後の目標をお聞かせください。

むっく
『COJ』をアーケードで一番にしたいですね。
インカムなど色々と指標はあると思いますが、私の中では、お客さんが常にいるタイトルが一番だと思っています。一番のライバルは『maimai』です。


『戦国大戦』の開発に参加したことによって「バージョンが進むに連れて、いろいろな武将がピックアップされるようになった」とプレイヤーのみなさんに言われるように仕事をやっていきたいです。
そして、自分が担当したキャラクターやシナリオが評価され、将来、新しいゲームを作った時に、「党は実績があるからOK!好きにやってくれ!」って言われるようになりたいです。

ぼぼん
青井さんやむっくさんと共通する部分があると思いますが、自分にとって『三国志大戦』は青春時代を捧げたゲームです。このような人生の記憶に残るようなタイトルを立ち上げていきたいと思っていますし、作り続けていければと思います。

青井
私は、『戦国大戦』をとにかく盛り上げていきたいです。
開発するだけではなく、大会やイベントなどに出て、プレイヤーの皆さんとゲームを一緒に盛り上げていければと思っています。おそらく開発チームの中ではプレイヤーのみなさんと深く関わっていくことが多くなると思います。あと、ゲームのスタッフロールに『仁義なき青井』と名前が出て、「このゲームに青井が関わっているの!?」といわれるようになりたいですね。

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